「気の毒」 ムバッペ、CL“タイトル逸”で現地指摘「移籍の必要があるかもしれない」
負傷の影響で準決勝第2戦のシティ戦で“出番なし”…「最も悲しいCL敗退」
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは現地時間4日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦のマンチェスター・シティ戦でベンチ入りするも、負傷の影響で最後までピッチに立つことはなかった。準決勝敗退の瞬間をピッチの外で迎えたストライカーについて、スペイン紙「マルカ」は「最も悲しいCL敗退」と報じた。
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本拠地第1戦を1-2で落とし、逆転のためにゴールが必要なPSGだったが、この試合を前にFWムバッペがふくらはぎを負傷。欠場の予想もあったなかでベンチメンバーには名を連ねたが、最後まで出番が訪れることはなかった。
ムバッペ不在のチームはシティ相手に沈黙。逆にアルジェリア代表MFリヤド・マフレズに2ゴールを決められ、アウェーでの第2戦は0-2の完封負けとなった。2戦合計スコアは1-4で昨季に続く2季連続決勝進出を逃した。
スペイン紙「マルカ」は「ムバッペの最も悲しいCL敗退」とピッチに立つことなく敗れたムバッペに注目。大一番で文字通りノーインパクトに終わったことを受け、「彼を気の毒に思わずにはいられない」と22歳のストライカーに同情した。
「パルク・デ・プランス(PSGの本拠地)での将来が危ぶまれているなか、彼がヨーロッパを制覇するためには移籍する必要があるかもしれない」
同紙はこのようにムバッペ移籍の可能性についても言及している。PSGではいくつものタイトルを獲得。フランス代表としてワールドカップ優勝も経験し、次期バロンドールの有力候補でもあるムバッペだが、CLのタイトルには手が届いていない。レアル・マドリードなどへの移籍の噂は絶えないが、ベンチから眺めたこのシティ戦がPSGでのCLラストゲームとなってしまうのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)