勝ち点1差で首位バルサを追走し最終節へ

　レアル寄りとなった判定はバレンシアにさらなる悲劇を呼んだ。「臆病者 ラインズマン」と速報でレポートされている事件が起きたのは後半38分。バレンシアFWロドリゴがジャッジに対する不満を爆発させ、一発退場を命じられた。

　「副審に“この弱虫”と言ったんだ。疲れていると言うべきでないことも口から出てしまう」と、ロドリゴは衛星放送「カナル・プリュス」で語った。

　レアルはGKキコ・カシージャの再三のセーブで危機を免れ、リーグ戦11連勝を飾った。だが、主審の波紋を呼ぶジャッジで、疑惑の1勝となってしまった。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images