JFA、J1リーグ第10節までの“レフェリー・データ”公開 「約4試合に1回、VARが介入」

日本サッカー協会(JFA)は22日、2021年第2回『JFAレフェリーブリーフィング』を実施【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は22日、2021年第2回『JFAレフェリーブリーフィング』を実施【写真:Getty Images】

J1リーグ第1節~から第10節まででVARは計27回介入

 日本サッカー協会(JFA)は22日、2021年第2回『JFAレフェリーブリーフィング』を実施。J1リーグ第1節~第10節のビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)に関するデータが公開された。

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 前提として、VARは試合中90分間を常にチェックしている。そのなかで、第10節までのJ1全試合で、VARが主審と交信をして判定に介入した総回数は計27回だったという。約4試合に1回、VARが介入したということになる。

 VARのみで映像を確認した回数は9回。さらに、レフェリーが映像を直接確認するオンフィールドレビュー(OFR)を行った回数は18回で、そのうち判定が変更となったのは13回だった。

 また、主審とVAR側が判定に関して交信した26回のレビューにかかった時間は平均で約159秒(約2分39秒)。これは、アウト・オブ・プレーになってから、判定が決定するまでの時間の平均となっている。

 J1のVAR導入からもうすぐ2カ月となる。VARとレフェリングとの課題はまだまだありそうだが、この数字が今後のVAR判定向上の一つの指標となっていきそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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