どうやって止める? PSGムバッペ、“絶妙トラップ”からの電光石火弾に反響「バケモン」
サンテティエンヌ戦で2ゴール、1点目のシーンに感嘆の声が上がる
パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間18日、リーグ・アン第33節でサンテティエンヌと対戦し、3-2で競り勝った。終盤に点を取り合う展開となったなか、後半34分にフランス代表FWキリアン・ムバッペがパーフェクトなボールコントロールから決めた一撃に、「トラップうますぎ」など称賛の声が上がっている。
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熾烈な優勝争いが繰り広げられている今季のリーグ・アンだが、4連覇を狙うPSGが辛くも勝ち点3を上積みした。本拠地パルク・デ・プランスにサンテティエンヌを迎えた一戦。0-0で推移した試合は、後半33分にサンテティエンヌMFデニス・ブアンガに決められ先制を許してしまう。だが直後の同34分にムバッペが同点ゴールを決めると、同42分に再びムバッペがPKを決めて2-1と逆転。これで白星を手にしたかと思われたが、同アディショナルタイム2分に失点し同点に追いつかれてしまう。
逆転優勝のためには勝ち点3を獲得したいPSGにとっては痛恨の展開となったが、ドラマは最後に待っていた。同AT5分、右サイドからアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが左足でクロスを送ると、最後は同FWマウロ・イカルディが劇的な決勝ヘディング弾。PSGが土壇場で白星を手にした。
勝負強さを見せつけた王者だが、なかでもムバッペが決めた後半34分の1点目のゴールが話題を呼んでいる。失点直後のキックオフからパスをつなぐPSGは、敵陣中央でMFアンデル・エレーラがルックアップすると、相手最終ライン裏を取る動きを見せたムバッペへとパスを送る。PSGの若きエースは、相手DFの頭越しに飛んできたボールを、ペナルティーエリア内に走り込みながら右足アウトサイドで絶妙なトラップ。バウンドしたボールを間髪入れずに右足ボレーで叩き、ゴール右隅に決めた。
淀みのない動きから生まれたこの一撃を、スポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターは「完ぺきな抜け出し 完ぺきなトラップ」と綴って映像を公開。ファンからも「最近足元が覚醒してきてる」「トラップうますぎ」「どうやって止めます?」「バケモンすぎる」など称賛の声が寄せられている。
これでリーグ戦21ゴールと得点ランキング首位を走るムバッペ。首位リールを勝ち点1差で追うなか、逆転優勝の鍵を握る存在であるのは間違いないだろう。