ネイマール、試合後のバイエルン選手“挑発”を否定 「運命のいたずらだったのだろう」

チャンピオンズリーグ4強入りに貢献したFWネイマール【写真:AP】
チャンピオンズリーグ4強入りに貢献したFWネイマール【写真:AP】

「とても居心地良く感じている」と、PSGとの契約延長もほのめかす

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は現地時間13日に準々決勝第2戦を行い、パリ・サンジェルマン(PSG)はホームでバイエルンと対戦した。前回大会の決勝と同じカードの第1戦は、アウェーのPSGが3-2で勝利。アドバンテージを持っていたPSGは、第2戦を0-1で落としたものの、2戦合計スコア3-3となり、アウェーゴールの差で4強進出を決めた。試合後、ブラジル代表FWネイマールは、相手選手の言葉に発奮していたことを明かしている。米大手専門局「ESPN」が報じた。

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 試合終了と同時に、ネイマールはチームメートのアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスと抱き合って準決勝進出を喜んだ。その際、バイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒの進路を妨害し、キミッヒが不快な表情を浮かべる様子が映された。試合後、ネイマールは、キミッヒを邪魔する意図はなかったと説明しつつも、第1戦終了後のキミッヒの言葉を意識していたことをブラジルメディア「TNT SPORTS BRAZIL」に明かしている。

「彼を苛立たせるために喜んだわけではないよ。レオ(レアンドロ)と喜ぼうとして、そうしただけだ。(キミッヒが)近くにいたのは、運命のいたずらだったんだろうね。彼は、自分たちのほうがより良いチームであり、勝てると言っていた。準決勝に勝ち進めると、確信していたんだろうね」

 さらに、昨シーズンのCL決勝(0-1)のリベンジを果たしたネイマールは、「僕がピッチ上にいる限り、PSGは最低でも準決勝進出が保証される」と自信を見せるとともに、「(契約延長交渉は)すぐに話題にのぼらなくなるだろう。僕はとても居心地良く感じているし、PSGを自分の家のように思っている。これまでよりも、幸せに感じているんだ」と話し、2022年6月までの契約を延長する考えをほのめかした。

 パリで充実の時間を過ごしているというネイマール。バイエルンに昨シーズンの借りを返した今シーズンこそ、クラブを悲願のCL初制覇に導けるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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