セリエA最年長得点王のトニが引退 15クラブを渡り歩いた22年のキャリアに終止符

バイエルン時代は得点王と二度の優勝を経験 13年にベローナに移籍し華麗に復活

 ベローナの元イタリア代表FWルカ・トニが、今季限りでの現役引退を発表した。

 38歳のトニは22年間のキャリアで多くのゴールを量産。バイエルン・ミュンヘンでブンデスリーガ王者に二度輝き、2006年ドイツ・ワールドカップ優勝メンバーの一人でもある。

 この日記者会見に臨んだトニは「少し感情的になっている。難しく、辛い結論だったが、現役を引退することに決めた。数週間悩んだ。簡単な日々ではなかったが、本拠地ベンテゴティでのユベントス戦が最後の試合になるだろう」と語った。

 昨季リーグ戦で22ゴールを奪いセリエA最年長得点王に輝いていた。だが今季は15試合5得点の成績で、ベローナも4シーズンぶりのセリエB降格が決定。15クラブを渡り歩いた大型ストライカーは惜しまれながら、キャリアに終止符を打つことになった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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