ドルトムントMFの“幻”ゴールが物議 名審判が解説「明らかな同点ゴールを否定」

ベリンガムがゴールネットを揺らした際の判定に注目【写真:Getty Images】
ベリンガムがゴールネットを揺らした際の判定に注目【写真:Getty Images】

ドルトムントMFベリンガムがGKからボールをかっさらいゴールするも…

 ドイツ1部ドルトムントは現地時間6日に敵地で行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグのマンチェスター・シティ戦で1-2と敗れた。1点を争う接戦となったなか、前半にドルトムントのゴールが認められなかった判定が注目を浴びている。

 シティが1-0とリードして迎えた前半37分。ドルトムントのMFジュード・ベリンガムはペナルティーエリアの外まで飛び出したブラジル代表GKエデルソンからボールをかっさらい、そのまま無人のゴールへボールを運んだ。

 だが、ボールがゴールラインを越える前に主審はベリンガムからエデルソンに対するファウルがあったとしてホイッスルを鳴らした。それでも、映像を確認するとベリンガムはエデルソンよりも先にボールに触っており、エデルソンから遅れて蹴られた格好となっていたため、判定の正否が議論になった。

 得点かどうかに関わるプレーだが、アウトオブプレーになる前に主審が笛を吹いているため、VARが介入することはなかった。プレミアリーグをはじめ国際大会でも笛を吹いた名審判のマーク・クラッテンバーグ氏は英紙「デイリー・メール」でこの場面について次のように解説している。

「ジュード・ベリンガムとボルシア・ドルトムントは明らかな同点ゴールを否定された。マンチェスター・シティのGKエデルソンはボールをクリアする前にクレバーにボールを上にフリックしたが、そこでベリンガムが先にボールに触った。彼はフェアにボールを奪い、無人のゴールへ得点した。ルーマニア人のオビディウ・ハテガン主審の視界は遮られておらず、ファウルと判断してホイッスルを吹いた。リプレイを見ると、それが事実ではなかったことがわかった。ベリンガムにとって残念なことに、VARは彼を救うことはできなかった。なぜなら、ボールがラインを越える前に笛が吹かれたからだ」

 VARは「はっきりとした明白な間違い」と「見逃された重大な事象」に関して、主審にレビューを提案するができるが、そのタイミングは該当シーンの後にアウトオブプレーになった時、あるいは中立的になった時だ。今回のケースのように先に主審が判定を下した場合に後から介入することはできない。

 このプレーでベリンガムにはイエローカードが提示されている。ドルトムント公式ツイッター英語版はこのシーンの直後に「?????」と、クエスチョンマークだけの投稿をするなどして判定への疑問を呈していた。

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