“とにかく明るいリネカー”がお茶の間に!? レスター優勝でパンイチ公約の英雄を監督が必死に制止

開幕前「パッとしない」と否定的意見も…

 リネカー氏はプロとしてのキャリアをレスターでスタートさせた。1978年から85年まで活躍。そこからエバートン、バルセロナ、トットナムとキャリアを積んだ。イングランド代表として80試合48得点をマーク。現役時代にイエローカードを受けたことがない紳士は、レスターが経営破綻した際には、私財を提供したほどのレジェンドでもある。

 リネカー氏はラジオ番組に出演時に、公約を再度確認している。「すでに私は言ってしまった。“頼むからそれはできない、と言ってくれないか”と彼らに頼んでいるのだがね。私が12月にツイートした時には、優勝の可能性はゼロに近かったんだけどね。私はいい身体をしている。おっさんにしてはね。その時までの2週間、私は壮絶なトレーニングに励むことになるだろう」と語っていた。

 今季、ラニエリ監督が就任した時には「あまりパッとしない」など、イタリア人監督の手腕に否定的な見解を示していたレジェンドだが、人格者であるローマ出身の戦術家とは雪解けが済んだ様子。”とにかく明るいリネカー”氏は、お茶の間にパンプアップした姿をさらけ出さずに済むかもしれない。「ラニエリ監督、安心してください。脱ぎませんよ!」といった心境だろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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