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岡崎同僚獲得に続々名乗り! 奇跡の立役者に欧州列強から集まる熱視線
香川所属のドルトムントも関心
奇跡のプレミアリーグ優勝が目前に迫るレスターだが、早くも主力選手の引き抜き危機が訪れた。フランス人MFヌゴロ・カンテがプレミアリーグの強豪や、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントなどから関心を集めている。レスターが代役を見つければ、今夏の移籍を容認すると英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
カンテは英サッカーサイト「Squwanka」によると、今季のタックル数が計111回を数え、欧州五大リーグで最多の数字をマークしている。イングランド代表MFダニー・ドリンクウオーターと組むドイスボランチは、必殺のカウンターの起点とな り、前線のイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディや、アルジェリア代表MFリヤド・マフレズ、日本代表FW岡崎慎司の活躍をおぜん立てしてきた。
レスター躍進を象徴する名タックラーは、すでに多くのクラブから熱視線を浴びている。アーセナル、チェルシー、トットナムのロンドン勢に加え、マンチェスター・シティも獲得を狙っているという。特にご執心なのは来季からジョゼップ・グアルディオラ監督が就任するシティのもようだ。
シティは来季コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレと、ブラジル代表MFフェルナンドがチームを去るとみられており、スペイン人の知将は、カンテをその代役候補として考えているもようだ。
注目しているのはプレミア勢だけではない。今季ブンデ スリーガで2位のドルトムントもドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンがマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が合意間近といわれ、中盤の補強が必須となっている。
その他の国でもセリエA5連覇を果たしたユベントス、母国フランスの絶対王者パリ・サンジェルマンも興味を持っていると報じられている。6月の欧州選手権でのフランス代表入りもうわさされる中、カンテは驚きのプレミア制覇を手土産にさらなるステップアップを果たしそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images