中村俊輔の元同僚MFペトロフ氏 急性白血病を乗り越え来季の現役復帰を宣言

セルティックで共闘 2013年に引退後は治療に専念、アマチュアリーグではプレー

 急性白血病を理由に2013年5月に現役を引退した元ブルガリア代表のMFスティリアン・ペトロフ氏が、現役復帰を目指している。英国営放送「BBC」や英衛星放送局「スカイ・スポーツ」など複数メディアが報じた。

 現在35歳のペトロフ氏は、アストン・ビラでプレーしていた2012年3月に急性骨髄性白血病と診断された。その後、治療を続けたが復帰は叶わず、13年5月に現役を引退していた。1999年から06年まではスコットランドの名門セルティックでプレーし、横浜F・マリノスの元日本代表MF中村俊輔とともにプレーしたことでも知られている。

 14年には英国のアマチュアチームで構成された「サンデーリーグ」のウィチョール・ワンダラーズでもプレーしていたペトロフ氏は、「もう一度、より高いレベルでのフットボールに挑戦すると決めた」と宣言。引退発表から3年が経過し、もう一度トップレベルでの舞台で活躍することを夢見て動き出した。「もう一度フットボールの世界に戻りたい。すでにアストン・ビラには、次のプレシーズンに合流できる準備はあると伝えたよ」と、古巣アストン・ビラのU-21チームでトレーニングを開始していることを明かした。

 

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