ボローニャ冨安、怪我で3試合欠場か フル出場ストップの可能性…「失うものは大きい」
ふくらはぎの負傷により数試合の欠場が懸念と伊紙報道
イタリア・セリエAのボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋は、ふくらはぎの負傷により数試合の欠場が懸念されている。チームを指揮するシニシャ・ミハイロビッチ監督は記者会見で「失うものはとても大きい」と話した。
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冨安はイタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」によって、ふくらはぎを痛めていると報じられた。それによって、ミッドウィークに試合が入る週であることから、3試合の欠場リスクがあると指摘されている。
この報道を受け、ミハイロビッチ監督が記者会見上で冨安に言及。27日のラツィオ戦を欠場することが事実上で認められたようなやり取りになった。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。
指揮官は、記者から「冨安のいない明日のチームは、何を失うだろうか」という質問を受けた。
「あなたたち全員が『彼がフルタイム出場をしている』と言ったから、それも1週間に3試合があるタイミングで警告を受けてしまった(と、冗談を言った)。彼を交代させたことはないし、いつもプレーしていた。それもフルタイム出場だったのだから失うものはとても大きい。確かに代わりになる選手はいるが、特性は違う選手になる」
今週に入り、セリエAでフルタイム出場を続けている唯一のフィールドプレイヤーになったというニュースが流れた矢先の怪我だったことから、ミハイロビッチ監督は報道陣に冗談を飛ばしつつコメント。ラツィオ戦で左サイドバックとしての出場が予想されていた冨安の離脱が、チームにとって痛手であることを認めた。
ボローニャにおいて代えの利かない存在になっていることが浮き彫りになったとも言えるが、チームのためにも完全な状態での早期復帰を可能な限り目指したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)