インテルがジェノアに痛恨の敗戦、来季CL出場権獲得が遠のく 長友は出場せず

敵地で猛攻見せるも1点が遠く… 3位ローマとの勝ち点差が7に広がる

 インテルにとっては痛恨の敗戦となった。日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、20日の敵地ジェノア戦で0-1と敗戦。来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争うリーグ終盤戦で、痛すぎる敗北となった。ベンチスタートの長友は、出番なく90分を終えた。

 敵地でのゲームでありながら、前半からインテルは猛攻を見せる。ゴール前で多くのチャンスを得たが、そこにジェノアGKエウジェニオ・ラマナが立ちはだかった。正守護神のイタリア代表GKマッティア・ペリンが負傷離脱してチャンスをつかんだ男は、インテルの決定機でことごとくファインセーブを連発。前半4分、35分と至近距離で放たれたMFイバン・ペリシッチのヘディングシュートも鋭い反応で弾き出した。

 0-0で後半に入ったゲームは、インテルがペースを握る構図は変わらずに進んだ。そのなかで同20分、インテルは右サイドを完全に切り崩すと、MFマルセロ・ブロゾビッチがゴール前のFWロドリゴ・パラシオにパスを通せば1点という場面を迎えた。しかし、ここでもGKラマナがそのパスを読んで弾き出した。

 チャンスを決められないでいたインテルは、徐々にジェノアの反撃を許す展開に。インテルのGKサミル・ハンダノビッチも素晴らしいセービングを見せて0-0の均衡を保っていたが、同32分に痛恨の瞬間が訪れた。ジェノアの左CKからペナルティーエリア内で2回連続でヘディングをつながれると、最後はゴール前に詰めたDFセバスティアン・デ・マイオが蹴り込んで1点を奪った。

 

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