サラーはなぜチェルシーで輝けなかった? 元同僚オスカルが理由を分析「自信が…」

チェルシーで同僚だったサラー(左)とオスカル【写真:Getty Images】
チェルシーで同僚だったサラー(左)とオスカル【写真:Getty Images】

モウリーニョ監督が率いたチェルシーで出場機会を得られなかった2人をオスカルが語る

 マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは、ともに世界に名を轟かせるスター選手だ。しかし、過去在籍したチェルシーでは活躍できなかった。その理由を当時のチームメートだった元ブラジル代表MFオスカルが分析している。ブラジルメディア「Yellow and Green Football」が報じている。

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 現在、中国1部・上海上港でプレーしているオスカルは、2012年にインテルナシオナルからチェルシーに加入。2016年12月まで在籍し、通算131試合に出場して21得点を挙げた。オスカルに対し、期限付き移籍の期間を含めて2012~14年までチェルシーに在籍したデ・ブライネ、2014~16年まで在籍したサラーは活躍できなかった。

 当時のチェルシーを率いていたのは、現在はトッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督。2人を放出したことで、今も批判を浴びることがあるが、そのポルトガル人指揮官から重用されたオスカルは、どのように感じていたかを語っている。

「デ・ブライネは、(ポジションを争う)僕にも多くのアシストをしてくれた。(エデン・)アザール、デ・ブライネ、僕の3人で中盤を組んだこともあり、とてもうまく機能した。彼が与えられたチャンスは少なかったけど、良いプレーをしていた。でも、負傷したんだ。安定して活躍できなかったことに加え、当時の中盤には多くの選択肢があったからフィットできなかったんだと思う」

 一方、リバプールの大黒柱となったサラーについては「サラーの場合は、違う話になる。彼は練習の時は、止められない存在だった。でも、ピッチを離れると、シャイで静かだった。試合になると、チェルシーを離れてから他のクラブで見せているような自信が欠けていた。特に、今のリバプールで見せているようなね」と、チェルシーを離れて成長したと分析した。

 潜在能力の高い選手を獲得しながらも、その才能を開花させる前に放出してしまったチェルシー。トーマス・トゥヘル新監督は、若手の育成に定評があるが、クラブにいる将来有望株をしっかりと戦力に昇華できるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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