リバプールもミランもいらん! 悪童バロテッリの巨額負債回収に来季中国リーグへの売却浮上

リバプールは最悪契約解除の損切りも

 そして、この悪童の復帰に頭を悩ませているのはリバプールだ。来季終了まで契約を残すバロテッリの扱いについて、すでに売却先を探していると報じている。現状、その解決策として浮上しているのが中国クラブであるとした。

 今夏の開幕前には複数の中東勢から関心を寄せられながら、バロテッリ自身が移籍を拒んだことにより最終的に古巣ミランが手を差し伸べた格好だった。しかし、そのミランからも来季の居場所がなくなるとあっては、25億円も投じた移籍金を回収するには選手の評価額を遥かに上回る移籍金や年俸で獲得する中国に売却するしか道がないとリバプールは検討しているという。

 ミラン専門のニュースサイト[milannews.it]では、リバプールは処理が困難になった巨額負債バロテッリを今夏の段階で契約解除し、“損切り”をも視野に入れているとも報じられている。バロテッリ獲得に尽力したシニシャ・ミハイロビッチ監督が電撃解任され、クリスティアン・ブロッキ新監督の下で残りのシーズンを戦うミランで存在価値を示すことができなければ、問題児は中国に新天地を求めることになるかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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