「DFラインを怯えさせた大胆不敵なクロス」 メッシ、得点を演出した左足の一振りに英注目

ビルバオ戦で勝利に貢献をしたバルセロナFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
ビルバオ戦で勝利に貢献をしたバルセロナFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

バルセロナはビルバオに3-2で勝利 メッシは全3得点に絡む活躍を披露

 バルセロナは現地時間6日、リーガ・エスパニョーラ第2節延期分でアスレティック・ビルバオと対戦し、敵地で3-2と勝利を収めた。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2ゴールを奪う活躍を披露したなか、同点弾を演出したアーリークロスに英メディアは「ビルバオのDFラインを怯えさせたメッシの大胆不敵なクロス」と取り上げている。

前節までリーグ6戦無敗と、一時期の不調から脱しつつあるバルセロナは前半3分に先制点を与えるも、同14分にメッシが同点弾を演出する。左サイドでボールを保持したメッシはゴール前を確認すると、左足を力強く振り抜いて大きな弧を描くアーリークロスを放り込む。相手GKの飛び出しにくい絶妙な位置にボールを落とすと、走り込んだオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが折り返し、MFペドリが頭で押し込んだ。

 その後、前半38分、後半17分にゴールを奪ってチームを勝利に導いたメッシだが、英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「ビルバオの最終ラインを怯えさせたメッシの大胆不敵なクロスでペドリが珍しいヘディング弾を決めた」と見出しを打ち、「ファーポストに大きく蹴り込んだため、時間とスペースを生み出した」と説明している。

 メッシは3日の第17節ウエスカ戦(1-0)でも左サイドからのクロスでデ・ヨングの決勝弾をアシストしている。この試合でもメッシからデ・ヨングへのクロスで得点を演出したため、現在好調を維持するバルセロナを支える攻撃の形の1つとなっていると言えるのかもしれない。

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