前年準Vの青森山田、前半4ゴールで圧倒! セットプレーの猛威…堀越を撃破し3大会連続4強

快勝で準決勝進出を決めた青森山田【写真:Football Zone web】
快勝で準決勝進出を決めた青森山田【写真:Football Zone web】

CKから先制点、ロングスローから2点目を奪って流れを掴む

 第99回全国高校サッカー選手権は5日に準々決勝が行われ、前回準優勝の青森山田(青森)はセットプレーが猛威を振るって堀越(東京A)を4-0で撃破した。

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 埼玉スタジアムでの準決勝への切符をかけ8強に残った両者が激突した駒沢陸上競技場の第2試合は、青森山田が前半にゴールラッシュを見せた。まずは前半14分、CKに攻撃参加したDFタビナス・ポール・ビスマルクがこぼれ球を蹴り込んで先制に成功した。

 さらに青森山田は同16分、3回戦でも3ゴールを導いたDF内田陽介のロングスローからDF秋元琉星がヘディングで押し込んで追加点。さらに同28分にはFW名須川真光がロングスローからの二次攻撃でこぼれ球を押し込み、同32分にはロングフィードを内田がダイレクトで折り返したボールに名須川が飛び込んで、4-0とリードを広げた。

 前半だけで4点のビハインドを背負った堀越だが、後半の立ち上がりにはGK平野裕太がPKセーブを見せるなど諦めない姿勢を見せる。敵陣に攻め込む回数も増やして意地を見せたものの、ゴールを奪うには至らなかった。

 4-0と大勝した青森山田は、2大会ぶり3回目の優勝に向けて3年連続で準々決勝を突破。9日の準決勝では矢板中央(栃木)と対戦する。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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