プレミア初制覇へ驀進中のレスター監督が男泣き 「皆さんと一緒に夢を…」と熱い声援に感謝

ラニエリ監督の信頼に応えたエースが2発! 5戦連続の完封勝利で2位と勝ち点7差キープ

 老将の目に涙が光った。レスターは10日に行われたプレミアリーグ第32節サンダーランド戦で、2-0の勝利を飾った。試合終了後、クラウディオ・ラニエリ監督が嬉し涙を流す一幕もあり、英国営放送「BBC」のインタビューではその心境を語っている。

 日本代表FW岡崎慎司とイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが2トップで並ぶなど、ラニエリ監督は信頼するメンバーをピッチに送り出した。前半こそスコアレスで折り返したものの、後半21分、同アディショナルタイムにカウンターからヴァーディが2得点をゲット。2月14日の第26節アーセナル戦以来となるエースの値千金弾で勝利を決定づけた。

 勝ち点を72に伸ばしたレスターは来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権をほぼ確実にするとともに、2位トットナムとの勝ち点差「7」をキープした。ラニエリ監督はこの重要な勝利を呼び込んだのは、熱心なサポーターの力にあったと心を込めて感謝した。

「スタジアムの外でレスターのユニホームを着た多くの老婦人を多く見た時、本当にファンタスティックだったんです。私たちをサポートするために、皆さんはレスターから観戦しに来てくれたことを感謝したいです。私は皆さんと一緒に夢を見続けていきたいです」

 こう語った64歳のイタリア人指揮官は、テレビカメラ越しに涙腺を緩ませた。

 

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