「金メダルという結果を残したい」 森保監督、年間スケジュール発表で東京五輪に決意新た

日本代表の森保一監督【写真:高橋学】
日本代表の森保一監督【写真:高橋学】

JFAは2021年の年間スケジュールを発表

 日本サッカー協会(JFA)は16日、2021年の年間スケジュールを発表した。新型コロナウイルスの影響で延期となっていたカタール・ワールドカップ(W杯)2次予選は3月に再開。6月にはキリンチャレンジカップ2試合とW杯予選2試合の計4試合を予定している。来年に延期となった東京五輪に臨むU-24日本代表は3月と6月、7月に親善試合を実施する予定となった。森保一兼任監督は、来年の目標について、A代表は「W杯出場権を獲得するために二次予選を確実に勝ち進む」とし、U-24日本代表については「東京五輪でも金メダルという結果を残したい」と改めて意気込んだ。

 来年のA代表は3月25日W杯2次予選ミャンマー戦(日産スタジアム)が初戦となり、同30日モンゴル戦(アウェー)に臨む。6月には3日(札幌ドーム)と11日(ノエビアスタジアム)にキリンチャレンジカップ、7日にタジキスタンと11日にキルギスとW杯2次予選(いずれもパナソニックスタジアム吹田)の計4試合を行う予定。順調に二次予選を勝ち進めば、9月からW杯最終予選に突入する。

 一方の開催が延期になった東京五輪に臨むU-24日本代表は、3月に国際親善試合2試合、6月にも2試合に臨む。五輪直前の7月には長居球技場とノエビアスタジアム神戸でのキリンチャレンジカップで最終調整し、同22日からの本番に挑む。

 そのなかで、森保監督は改めて決意表明をした。今年は新型コロナウイルスの影響を受けて10月までA代表の活動はできず。欧州遠征で4試合行った。U-23日本代表も、東京五輪も延期となり、活動は行えなかったが、ようやく12月21日から強化合宿を実施することとなった。それでも来年は、A代表はW杯予選の再開、U-24日本代表は東京五輪がある。森保監督はどちらも目標を「勝利」に焦点を当てた。

「W杯の出場権を獲得するために二次予選を確実に勝ち進み、最終予選でも1戦1戦最善の準備をしたい。東京五輪は金メダルを目標に活動してきた。1年延期になった大会で、1年分準備ができ、選手の成長、チームの成長につながっていると思っている。東京五輪でも金メダルという結果を残したい。結果で笑顔になってもらうのはもちろん、困難な状況の方に勇気や希望、元気を届けられるように活動していきたい」

 A代表はW杯出場、五輪代表では金メダル獲得を誓った指揮官。JFA創立100周年を迎える21年は、どのような1年となるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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