遠藤航は「欠かせない存在」 健闘シュツットガルトへの“貢献”を海外称賛「成功を保証」
走行距離やデュエル数などのデータ面による“裏付け”も
シュツットガルトの日本代表MF遠藤航は今季、自身初のブンデスリーガ1部挑戦でチームの健闘を支えている。海外メディアは遠藤の存在が「成功を保証する」として、中盤で見せる安定感を称賛している。
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遠藤は2019年夏の移籍市場で、ベルギー1部シント=トロイデンから当時ブンデスリーガ2部のシュツットガルトに期限付き移籍。昨季はシーズン途中からレギュラーに定着し、2年ぶりの1部昇格に貢献した。今年4月には完全移籍への以降も発表されている。
そして迎えた今季、遠藤はブンデスリーガ11試合を終えて全試合先発フル出場を継続。中盤の要として活躍している。そんななか、英サッカーサイト「90min」ドイツ版は「シュツットガルトのプロフェッショナル、ワタル・エンドウはあまり知られていないが、成功を保証する」と見出しを打って特集。次のようにチームに対する貢献を伝えている。
「シュツットガルトが今季のポジティブなサプライズの一つとなっている。ペレグリーノ・マタラッツォ監督の率いる若いチームは勇敢で攻撃的なサッカーで旋風を巻き起こしているが、そのなかでワタル・エンドウはチームの成功を保証する存在だ。日本人は安定して良好なパフォーマンスを見せ、中盤の欠かせない存在となっている」
記事ではデータ面での“裏付け”にも言及。第10節終了時点でリーグ8位の総走行距離110.56km、リーグトップのデュエル勝利数159回という守備面の優れた数字だけでなく、パス成功率で82.7%という高い数字を記録していること、強豪バイエルン・ミュンヘン戦では86%まで上昇したことも紹介している。
攻守ともにハイレベルなパフォーマンスを維持してシュツットガルトを支えている遠藤。1部の舞台で一気に評価を高めるシーズンとなっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)