バンクーバーの工藤が決勝PK奪取から一転 事後懲罰によって1試合出場停止処分に

シミュレーションと認定

 MLSバンクーバー・ホワイトキャップスFW工藤壮人が、3月26日のヒューストン・ディナモ戦でファウルを受けて決勝点となるPKをもぎ取った。だが、このプレーが試合後に審判を欺く「シミュレーション」と認定され、次節LAギャラクシー戦で出場停止処分を受けたことが明らかになった。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 工藤は1-0で勝利した一戦で、ペナルティーエリア内で相手DFジャライ・アニババに倒された。デビッド・ガンター主審は、このプレーでPKを宣告し、同僚がこれを成功。ホワイトキャップスは勝利を手にした。

 だが、MLSは工藤のこのプレーを審議。「シミュレーションと粉飾行為」とし、罰金と1試合の出場停止処分を言い渡した。

 敵将のオーウェン・コイル監督は、リーグの決定に同意している。「記者会見でも行ったが、100万年であんなPKは存在しない。ボールに届くチャンスがないので、選手が自ら転んだ」と、激しく工藤を糾弾した。

 一方、バンクーバーのカール・ロビンソン監督は「そういうことだ。接触はあったが、倒れるほどの接触ではなかったと彼らはジャッジした。彼は出場停止となったが、この決定は尊重する」と語り、処分を受け入れる方針を明らかにした。

 さらに、指揮官は「私はダイビングを許容しないし、今後も許容しない。だから、チームもそれを理解するべきだ。だが、接触はあった」と、シミュレーション禁止の方針を強調しながらも、工藤を擁護していた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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