「大敗はなくなる」 浦和の“進化”に必要な要素を“絶好調男”が力説「全てにおいて効率を上げて…」

浦和はマルティノスの決勝ゴールで神戸に1-0で勝利【写真:高橋学】
浦和はマルティノスの決勝ゴールで神戸に1-0で勝利【写真:高橋学】

浦和はマルティノスの決勝ゴールで神戸に1-0で勝利

 浦和レッズは18日、J1リーグ第31節ヴィッセル神戸戦で1-0の勝利を収めた。決勝ゴールのMFマルティノスは、浦和の進化に必要な要素として「効率性」と指摘した。

 浦和は14日の横浜F・マリノス戦で2-6の大敗を喫した。そのゲームの前まで6戦無敗だったチームは試合開始から15分程で3失点する大崩壊になった。それから中3日の神戸戦となったが、大槻毅監督は「ああいうゲームをした後のメンタルコントロール、そういったところについては『切り替えろ』と言ってもバチッとスイッチを切り替えられるようなものではないので、選手たちはそういった面も含めて何日間か、そして試合中も含めて非常にトライしてくれた」と話した。

 神戸戦は0-0のままじりじりと時間が過ぎていくものになった。その中で迎えた後半38分、途中出場のDF山中亮輔の低いアーリークロスを逆サイドで走り込んでいたマルティノスが、利き足とは逆の右足で押し込んだ。

 マルティノスはこれで3試合連続のゴールまたはアシストを記録している。自身の好成績の要因は「スタメンで起用されているから」と短く答えたが、今季の浦和が前節を含めて4点差の大敗が3回あるなど波がある部分について、その原因を分析して話した。

「まず一番重要な要素、我々の試合が良い方向に向かっているときは、かなり走行距離が多い。スマートで組織的にボールをしっかりつかんで我々に無駄走りをさせてくるようなチームが相手になると、時に良くない方向にいく。

 ただし、多くのゲームではミスの後やカバーリング、ギャップを埋めるために走ることで、お互いに助け合っていけている。さらに我々はもっと効率良く、たとえばポジショニングを良くして走る距離を短くするなど、全てにおいて効率を上げていければ。そのようなことがもっとスムーズにできるようになれば、大敗はなくなるだろう」

 大槻監督が今季から導入した4バックと、奪ってから素早く前線へ運ぶサッカーにはハードワークが常に求められる。一方で、戦術的な幅が決して広くない部分はこれまでにも垣間見せていることから、マルティノスの話すような質の高いポゼッションができる相手には苦戦する傾向がある。

 効率よくゲームを運ぶことで勝負所での体力的な面や、ゴール前での集中力、1つ1つのボールコントロールといった部分の質を高めることも好循環として期待される部分になる。愚直なハードワークは時に必要なのは間違いないが、いかにサッカーを洗練させていけるかどうかがもう1ランク上のチームになれるかのカギになりそうだ。

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