通算40回目の“大阪ダービー”、1-1で史上6度目の痛み分け ガンバは11戦無敗で2位キープ

ダービーで先制点を決めたG大阪MF井手口陽介【写真:小林 靖】
ダービーで先制点を決めたG大阪MF井手口陽介【写真:小林 靖】

G大阪MF井手口が先制ゴールも直後にC大阪FW豊川が同点弾

 通算40回目を迎えたJ1リーグ第26節の“大阪ダービー”が3日、長居スタジアムで開催され、ガンバ大阪が前半32分に先制すると、すぐにセレッソ大阪が追いつく展開。その後も両者が攻め合うも決定打を繰り出せず、試合は1-1の痛み分けとなった。

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 前節終了時点で4位のC大阪に対し、G大阪は10戦無敗(9勝1分)で2位と絶好調。リーグ戦での通算対戦成績でG大阪が23勝5分11敗と圧倒する伝統の“大阪ダービー”は、両者のライバル意識が真正面からぶつかり合う上位同士の好ゲームとなった。

 序盤ペースをつかんだのはホームのC大阪だった。MF清武弘嗣、MF坂元達裕らを中心に攻め込むがゴールを揺らせない。すると前半32分、先にスコアを動かしたのはG大阪。右サイドからの浮き球のパスを、FWパトリックが左サイドで胸トラップ。巧みなボールコントロールで相手をかわして折り返すと、走り込んだMF井手口陽介が左足を振り抜き待望の先制ゴールが決まった。

 これで流れがG大阪に傾くかと思われたが、直後の同34分、C大阪は敵陣左サイドのFKからファーサイドに走り込んだDF木本恭生がヘディングシュート。これはクロスバーを直撃するが、こぼれ球をFW豊川雄太が頭でねじ込みすかさず同点に追いついた。

 1-1で折り返した後半も、両者が白熱の攻防を展開。G大阪は同13分にDFキム・ヨングォンが負傷交代するアクシデント、一方のC大阪は同18分にFW柿谷曜一朗を投入して勝ち越しゴールを狙いにいく。

 同37分、右サイドのDF松田陸からの完璧なスルーパスに柿谷が抜け出し右足でシュートを放つも、これは並走したG大阪のDF三浦弦太のブロックに遭った。さらに後半アディショナルタイムには清武がオーバーヘッドキックでシュートを狙うが、これはゴール右にわずかに外れた。

 試合はこのまま1-1で終了。注目の上位対決となった40回目の“大阪ダービー”は、通算6度目の痛み分けとなった。
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