歴代バルサ選手がクライフ氏死去に哀悼の意 悪童FWも「彼は自分にとって最高の監督」

アヤックスにも所属したスアレスは感謝の念

 またロマーリオ氏とともに強力な前線を形成したストイチコフ氏は「彼との口論で、大きく成長したんだよ」とウィットに富んだ表現を用いながらも、「クライフはサッカーに関して、最も重要な存在だった。とても、とても悲しいんだ」とコメントしている。

 現所属メンバーも、レジェンドの冥福を祈っている。FWルイス・スアレスが「安らかに、ヨハン。あなたがアヤックスとバルサに与えたサッカーすべてに感謝します」と、クライフ氏と自身の古巣であるアヤックスにも触れて、感謝の念を伝えた。

 その他にもカンテラ育ちのDFジェラール・ピケが「あなたが残した遺産は永遠です。ヨハン、ありがとうございました」とツイートし、MFイバン・ラキティッチは「我々のもとからフットボールの伝説が去った。あなたが我々にもたらしてくれたものすべてに感謝します。安らかにお眠りください」、今季新加入のMFアルダ・トゥランも「議論の余地のない遺産と伝説のファミリーへ、誠実な哀悼の意を示します」と、次々と哀悼の意を寄せている。

 そのほかにも選手以外でも、現在クラブの会長を務めるジョゼップ・マリア・バルトメウ氏、ジョアン・ラポルタ前会長らといった関係者も哀悼の意を表した。クライフ氏の死去後、バルセロナが臨む初の公式戦は4月2日、レアル・マドリードとの『エル・クラシコ』となる。永遠のライバルを撃破し、チームの礎を築いたレジェンドへの手向けの勝利とできるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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