アメリカ遠征から始まった”負のスパイラル”

「あまりに短かったプレシーズンの準備がもたらしたものだろう。僕らは7月16日に練習に入って、6日後には（米MLSの）ニューヨーク・レッドブルズと親善試合をしていた。フィジカル的に良い状態ではなかった。僕らはその後、コミュニティー・シールドでアーセナルに負けて、リーグでも悪いスタートになってしまった。そして”負のスパイラル”に陥った」

　そして12月にモウリーニョ氏がクラブを去った。このことについて、ベルギー代表GKは「あの時点では変化が必要だった。そこになんの疑問も持っていない」と、クラブの判断を尊重していた。

「あまりに多くの試合で引き分けてしまったし、あまりに簡単に失点を許してしまった。もっと良くできたはずだ」と、守備の要としての責任も感じていた。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images