「どのように戦えばいいか分かっている」

　ドルトムントが世界でも屈指の強さであることを認め、この試合がリバプールにとって最大の難関になることは認めていたが、その一方でクロップ監督にとっては好都合な面もある。それは主力の多くが元教え子であることで、多くの選手の特徴を知り尽くしている。指揮官は激しい試合になると、得意気に語った。

「彼らは本当に強い対戦相手だ。しかし、我々にとって悪いことばかりではない。我々が強い相手に対しても、ベストなゲームをしていることはみんなが知っていることだ。我々はどのような戦い方をすればいいか、分かっている。ドルトムントの選手もたくさん知っている。全てではないが、98％を知っている。オープンな試合になるだろう。世界中がこのゲームを見ると思うよ」

　第1戦はかつての本拠地、ジグナル・イドゥナ・パルクで行われる。クロップ監督は注目度抜群の一戦で、かつての仲間との再会を果たす。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images