吉田麻也、成長著しい“相棒”の冨安に太鼓判 「僕が監督でも好んで使うようなタイプ」
ミランも興味を示す冨安を高く評価「今の段階では可能性を非常に感じます」
森保一監督率いる日本代表は5日、オランダ・ユトレヒトで行われる国際親善試合カメルーン戦(9日/日本時間午後9時)とコートジボワール戦(13日/日本時間午後11時45分)に向けて、現地で合宿を開始した。初日にオンライン取材に応じたDF吉田麻也(サンプドリア)は、成長著しいDF冨安健洋(ボローニャ)について「僕が監督でも好んで使うようなタイプ」と評価した。
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今回の遠征メンバー25名のなかで、センターバック候補は吉田、冨安、植田直通(セルクル・ブルージュ)、板倉滉(フローニンゲン)の4人。森保体制発足時から吉田と冨安はメインコンビとして起用されてきた。
冨安は代表デビューを飾った2019年夏、ベルギー1部シント=トロイデンからボローニャへ移籍。同年10月に左大腿二頭筋、終盤戦で右太ももを痛めて離脱した期間はあったが、右サイドバックのレギュラーとしてリーグ戦29試合に出場し、1ゴールを記録した。今季も開幕からセンターバックで先発出場を続け、名門ACミランが獲得に興味を示したとされるほど評価を高めている。
同じイタリア1部セリエAでプレーする吉田は、10歳年下の冨安について「21歳という年齢を考えれば、非常にポテンシャルが高くて、身体的なものにも恵まれています」と評価した。
「非常に考え方もしっかりしていて、早熟しているなと思います。どの監督でも、仮に僕が監督でも好んで使うようなタイプの選手だと思いますし、若くて可能性があるという意味ではみんなに期待されていると思います。その期待もいい方向に、いい力に変えられるようにしてほしいですし、もちろんこれから次のステップ、次の次のステップに行くと思いますが、そこでいかに結果を出せるかじゃないかなと思うので。
今の段階では可能性を非常に感じますし、僕から見ても良い選手だと思います。ただ、これからだと思います。ほかの若い選手も同じですが、やるべきことをしっかりやって結果を一つずつ出していくこと、そして経験を積んでいくことが大事だと思います。メディアのみなさんにあまり過度な期待をしてほしくないなと思います」
吉田は冨安のポテンシャルを認めつつも、さらなる高みを目指せる逸材だと“後継者”に期待を寄せていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)