EL8強に導いたドルトムントのエースに称賛の声 今季35得点はメッシらに次ぐ欧州4位の数字

トットナムとのEL16強第2戦、敵地でオーバメヤンが2ゴールと爆発!

 ドルトムントは17日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のベスト16第2戦でトットナムと対戦。敵地で2-1と勝利を収め、2戦合計5-1でベスト8進出を果たした。日本代表MF香川真司は後半26分からの途中出場で得点に絡めなかったが、この試合はエースストライカーのFWオーバメヤンが大爆発し、チームをけん引。地元メディアからも賛辞とともにチーム最高評価が与えられた。

 前半24分、トットナムがGKロリスにバックパスが入ったところからドルトムントはチーム全体で連動したプレッシングを開始。DFトリッピアー、MFラメラとつないだところに狙いを定めると、MFカストロがパスをカット。こぼれ球を拾ったFWオーバメヤンはエリア外から強烈な無回転シュートをゴール右隅に叩き込んだ。後半25分にもGKとの1対1を制して、この試合2得点を挙げ、勝利に大きく貢献した。

 ガボン代表の頼れるエースに対し、ドイツ地元紙「レヴィア・シュポルト」の採点(1が最高、6が最低)でも、チーム単独トップとなる「1-(1.5点)」が与えられた。「彼がワールドクラスだと証明するには、たったのワンプレーで十分だった」と、寸評された。

 英衛星放送局「スカイ・スポーツ」がツイッターで公開したデータによると、オーバメヤンはこれで今季公式戦35得点目。これを上回るのは、バルセロナのルイス・スアレス(43得点)とリオネル・メッシ(37得点)、レアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウド(40得点)のみとなった。

 

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