快進撃で手腕再評価のレスター監督 引き抜きの噂も「ここが最後のクラブになる」

ラニエリ監督が明かした、クラブに骨を埋める覚悟

 今季大躍進のレスターを率いるクラウディオ・ラニエリ監督は、クラブに骨を埋める覚悟があるようだ。次期イタリア代表監督候補とも噂される男は「ここが最後のクラブになるだろう」と胸中を明かした。英地元紙「デイリー・スター」が報じている。

 14年11月にギリシャ代表監督を解任され、フリーの身となっていたラニエリ監督は昨夏、ナイジェル・ピアソン前監督の電撃辞任を受けて急きょレスター指揮官に就任した。

 ラニエリ監督は、日本代表FW岡崎慎司やイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディら選手を中心として、前線からの激しいプレッシングと一撃必殺の高速カウンターをチーム戦術として植えつけた。並み居る強豪を抑え、30節を終えた時点で2位トットナムに勝ち点差5をつけて首位を走る。プレミア昇格2年目の小さなクラブが、終盤戦に差しかかっても優勝争いを演じるまでに至っている。

 これまでチェルシーやユベントス、インテルなどのビッグクラブを歴任しながら、一度もなし得ることのなかった欧州1部リーグでのタイトル獲得に手が届きそうな位置につけており、その評価はうなぎ登りだという。

 

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