「最高のペナルティー」 アーセナルMFの“冷静すぎるPK”に称賛「まさに氷のよう」

アーセナルのエインズリー・メイトランド=ナイルズ【写真:Getty Images】
アーセナルのエインズリー・メイトランド=ナイルズ【写真:Getty Images】

MFメイトランド=ナイルズがカラバオカップのリバプール戦で強心臓を披露

 アーセナルは現地時間1日、カラバオカップ4回戦でリバプールと対戦し、0-0で突入したPK戦を5-4で制して次ラウンド進出を決めた。今季3回目の対戦を勝利で終えたなか、PK戦でイングランド代表MFエインズリー・メイトランド=ナイルズが見せた冷静なシュートが注目されている。

【PR】ABEMAでプレミアリーグ生中継!三笘所属ブライトンや遠藤所属リヴァプールなど厳選試合を無料生中継!

 今季開幕前のコミュニティー・シールド、そして直近のプレミアリーグ第3節でも対戦し、前者はPK戦の末にアーセナルの勝利、後者はリバプールが3-1の勝利となったこのカード。今回はリーグ戦から中2日ということもあり、互いに控え組が主体のマッチアップとなった。

 膠着した展開のなか、リバプールの日本代表MF南野拓実にはバー直撃のチャンスもあったが、0-0のままPK戦へ。最終的にアーセナルが5-4で制したが、4人目のキッカーを務めたメイトランド=ナイルズのキックが注目を浴びている。

 先攻のリバプールはベルギー代表FWディボック・オリギ、アーセナルはエジプト代表MFモハメド・エルネニーが外し、メイトランド=ナイルズはアーセナル4人目のキッカーとして登場。ゆったりとした助走でGKアドリアンの動きを見極め、あざ笑うかのように冷静な右足のキックでゴールネットを揺らした。

 メイトランド=ナイルズはコミュニティー・シールドのPK戦でも同じようなキックを披露しており、その際にも話題を集めていた。アーセナル公式ツイッターは「なんてクールなんだ。氷のように冷静」と綴り、今回のPKの様子を公開。返信欄では「一番手のPKキッカーにすべきだ」「最高のペナルティー」「まさに氷のよう」と称賛が集まっている。

 また、英メディア「GIVE ME SPORT」も「ファンはメイトランド=ナイルズに夢中」と取り上げ、「細かいステップを踏んだ後、素晴らしい右足のシュートはアドリアンに一切のチャンスを与えなかった」と描写。「大胆なペナルティーを見よ。プレッシャーを受けても冷静だ!」と記している。

 コミュニティー・シールドに続いての“クール”なPK成功で、強靭なメンタルが脚光を浴びているメイトランド=ナイルズ。イングランド代表としてのキャリアも積み上げ始めた23歳に今後も注目だ。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング