降格危機の”北の名門” ベニテス新体制の初陣勝利を岡崎の芸術弾に阻まれる

新指揮官に残されたチャンスはあと9試合

 岡崎に食らったゴールを跳ね返すことができず、ニューカッスルは新監督の初戦で勝ち点を奪取することはできなかった。

「我々はあまりにもボックス内で守備をする場面が目立った。ただポジティブに考えるならば、相手の攻撃によく反応し、跳ね返していたともとれる。レスターは非常にハードワークするし、彼らのテンポはどんなチームにとっても簡単なものではないよ。この試合を受けて、我々ができることをつかんだと思う」

 ベニテス監督は試合後にこう強がったものの、降格圏脱出は叶わなかった。スタンドには「SOS! ラファ」のメッセージボードを掲げるファンもいた。1月まで率いたレアル・マドリードでは選手、ファンともに支持を得られなかった55歳の指揮官に残されたチャンスは、わずか9試合だけだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

 

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