圧倒的なPKゲット数の裏返しとも

　これまでの記録は1976-77シーズンのことで、計7回を数えた。この失敗した選手の中には、元オランダ代表FWで90年代の「ドリームチーム」を監督として率いたレジェンド、ヨハン・クライフ氏の名も刻まれている。

　一方で今シーズン8度の失敗の内訳を見ると、メッシが4回、スアレスとネイマールが2回ずつと「MSNトリオ」の全員が外している。とはいえ、3人が8回も失敗できるほどの衝撃的なペースで、PKを獲得していることも事実だ。一見メッシが不名誉な記録を更新してしまったように見えるが、ある意味でバルセロナとMSNトリオの異次元の破壊力を象徴する数字と言えるのかもしれない。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images