「久保を引き戻す」 レアル、2021-22シーズンの“左利きトリオ形成”を専門メディア予想
ビジャレアルで新シーズンスタート、レアルの目標は「左利きトリオを形成させること」
今季ビジャレアルに期限付き移籍した日本代表MF久保建英は、2020-21シーズンのリーガ・エスパニョーラ開幕節・ウエスカ戦(1-1)に途中出場した。新天地での挑戦が本格スタートしたなか、現地メディアはレアル・マドリードの見据える“2021-22シーズン計画”に久保が含まれていると指摘している。
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昨夏にFC東京からレアルへ完全移籍した久保は、リーガ開幕後にマジョルカへのレンタルが決定。チームは降格となったものの、リーグ戦35試合4ゴール4アシストと存在感を放ち、その活躍が認められる形で昨季5位のビジャレアルへ期限付き移籍となった。
開幕節のウエスカ戦ではベンチスタートとなったものの、後半32分からピッチに立ち、ビジャレアルでの公式戦初出場となった。そんななか、レアル専門メディア「Defensa Central」はレアルの“2021-22シーズン計画”に注目しており、「ジダンはウーデゴール、カマヴィンガ、そして久保を加えて中盤を形成させたいと考えている。特徴的なのは、3人全員が純粋な左利きということだ」と久保の名前を挙げている。
今夏の移籍市場ではレアルは表立った動きを見せず、レアル・ソシエダからノルウェー代表MFマーティン・ウーデゴールの復帰が最も注目を集めた補強となったと言及。さらに、「レアル関係者からの情報によると、ジダンの21-22シーズンのプランは、(レンヌMFエドゥアルド・)カマヴィンガを獲得したうえで、久保も引き戻して、左利きのトリオを形成させることだ」と続けている。
記事では、現在レアルでプレーするスペイン代表MFマルコ・アセンシオについても触れ、来季のレアルは“左利き”をテーマにチーム作りを進める可能性を指摘。久保に関しては「来年にマドリードで出場機会を獲得できるよう成長するのが目標」と、来季のレンタルバックを見据えていると強調していた。
ビジャレアルでの2020-21シーズンは久保にとっても勝負の1年となるのは間違いない。
(FOOTBALL ZONE編集部)