レアルFWベイル、古巣トッテナム行き加速へ 週給8100万円の条件クリアが鍵か

レアルからの移籍が報じられるFWベイル【写真:Getty Images】
レアルからの移籍が報じられるFWベイル【写真:Getty Images】

代理人を務めるバーネット氏は「ギャレスは今でもスパーズを愛している」と明言

 レアル・マドリードに所属しながらも、ここ数年はその潜在能力を発揮できていなかったウェールズ代表FWギャレス・ベイルが、いよいよ古巣復帰への最終段階に近づいているようだ。英公共放送「BBC」ウェールズ版がベイルの代理人に取材したところ、かつて所属したプレミアリーグのトッテナムが交渉にあたっていると報じている。

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 記事によると、ベイルの代理人を務めるジョナサン・バーネット氏が同局に語ったコメントとして、「ギャレスは今でもスパーズを愛している。そこでありたい場所なんだ」と古巣への愛情が強いこと、そして再び在籍することを望んでいると明確にした。

 ベイル獲得を狙っていたのはトッテナムだけでない。同じプレミア勢のマンチェスター・ユナイテッドがドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョを獲得できない場合のオプションとしてリストに載せていたが、ここにきて古巣復帰への流れが進展しているようだ。

 トッテナムにとってのハードルはベイルの給与面で、週給で60万ポンド(約8100万円)をクリアできるかが焦点となる。現時点では期限付き移籍が現実的なものの、レアル側としては完全移籍を拒んでいるわけではないという。

 ベイルは2013年夏にトッテナムからレアル・マドリードに移籍。移籍金は当時の史上最高額と言われる1億ユーロ(約120億円)で、ここ近年の移籍金高騰のきっかけの1人ともなった。UEFAチャンピオンズリーグ3連覇などに貢献する一方で度重なる負傷、そしてジネディーヌ・ジダン監督と噛み合わず序列が下がるなど、移籍市場が開くたびに退団の噂が流れていた。

 また、同じくレアル在籍のスペイン代表DFセルヒオ・レギロンもトッテナムとの契約が近づいているという。ジョゼ・モウリーニョ監督の下で巻き返しを図るトッテナムにとって、2人が加入となれば大きな戦力アップとなる一方で、レアルから見るとついにビッグネームの人員整理を完了する“WIN WIN”となりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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