2点ビハインドの後半31分、対峙したファン・デン・バーグの背後をついてPKを獲得

　ベルギー1部ヘンクは現地時間14日、リーグ第5節ベールスホット戦で2-5と敗れた。そのなかで、日本代表MF伊東純也は絶妙なポジショニングと快足でPK奪取と意地を見せ、圧巻のスピードに「1人だけ早送りレベル」など感嘆の声が上がっている。

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　序盤から打ち合いとなった一戦で、伊東は1-3とリードを奪われて迎えた後半31分に意地を見せる。ヘンクは大きなサイドチェンジで右サイドのデンマーク代表DFヨアキム・メーレへ展開。伊東は大外を回って相手最終ラインの裏を狙う。ペナルティーエリア内へのスルーパスに対し、快足を飛ばしてベールスホットDFヤン・ファン・デン・バーグを追い越し、先にボールに到達。相手のファウルを誘い、PKを獲得した。

　キッカーを務めたFWシリル・デセルスが決めたヘンクは1点差に詰め寄ったが、日本代表FW鈴木武蔵も途中出場していたベールスホットに終盤2点を奪われ、敵地で2-5と大敗を喫してしまった。

　それでも、DAZN公式ツイッターは伊東のワンプレーを取り上げ、「驚異のスピードで
貴重なPK獲得!!　相手DFの後ろから走り込み、追い抜いて身体を入れた」と動画を公開。ファンからは「1人だけ早送りレベル」「なんちゅう剛脚」「どんなスピードしてんだよ笑」「すげっ」といった驚きの声が上がっている。

　今季はリーグ第2節ルーヴェン戦（1-1）でゴールを決めるなど、ここまで全試合フル出場中の伊東。3年目のシーズンもヘンクの攻撃を牽引していくのは間違いなさそうだ。