元バルサ英雄FW、メッシ残留の古巣”優勝”を予想 復活のキーマンは?「最高のレベルに…」
バルサで活躍したエトー氏が古巣について言及 「もっとバルサスタイルの選手が必要」
リーガ・エスパニョーラは、現地時間11日に2020-21シーズンの開幕を迎える。新シーズンの開幕に向けてリーガは、レジェンド選手たちを集めたイベントを開催した。そこでレアル・マドリードやバルセロナでプレーした元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏の発言が注目を集めている。スペイン紙「AS」が報じている。
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昨シーズンはレアルがリーガのタイトルを奪還。最大のライバルであるバルセロナはその後のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でバイエルンに2-8の惨敗を喫し、エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが退団する一歩手前まで行くなど、オフシーズンも混乱が続いた。しかし、「バルセロナは次のリーガのチャンピオンになるよ」と、エトー氏は新シーズンを制するのはバルサだと予想している。
バルサでは、メッシの残留が大きな話題となっているが、6度のバロンドール受賞者がキャリアを歩み始めた頃、一緒にプレーしていたエトー氏は「メッシは私の息子のようなものだ。彼が残ってくれて、嬉しいよ。でも、このチームにはもっとバルサのスタイルの選手が必要だ。ボックス・トゥ・ボックスの選手ではなく、ティキ・タカでプレーできる選手がね」と、変化しつつあるチームに警鐘を鳴らした。そして、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツについて、「彼が自身の最高のレベルに戻ることを期待している。そうなった時、バルサは常にタイトルを取っていた」と、32歳のMFをキーマンに挙げた。
レアルのベルギー代表MFエデン・アザールについて、「メッシと同じレベルにある」と語り、両クラブには世界的なスターがいることを強調したエトー氏。だが、彼の最大の関心は自身が在籍したビッグ2ではなく、昨季、日本代表MF久保建英も所属したマジョルカにあるようだ。「とにかく僕の心のクラブであるマジョルカが、1部リーグに戻ってきてほしいね」と、エールを送った。
久保のビジャレアル移籍や元日本代表FW岡崎慎司のウエスカの1部昇格などもあり、日本でも、より多くの注目を集めそうな今季は、どのようなシーズンになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)