「メッシを見ることは不可能」 新天地候補のインテル、SDが”移籍報道”を一蹴「余裕はない」
インテルのアウシリオSDが”移籍の噂”について言及 キエーザ、カンテの獲得も否定
セリエAのインテルは、バルセロナからの退団報道が過熱しているアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの新天地候補として名前が挙がっていたが、同クラブのピエロ・アウシリオSDは「メッシをインテルで見ることは不可能」と移籍の噂を一蹴した。イタリアサッカー情報サイト「フットボール・イタリア」が報じている。
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メッシがバルセロナに移籍の意思を伝えたとされる報道が出ると、各国メディアがこぞってその移籍先に注目した。イングランドのマンチェスター・シティが最有力とも言われる中で、インテルも獲得交渉を行っていると一部で報じられた。
しかし、実際にインテルがメッシの獲得に動いたという事実はないという。同クラブのアウシリオSDは根も葉もない噂だと真っ向から否定している。
「私に言えることはなく、メッシをインテルで見ることは不可能だということだ。いかなる交渉も行っていない。インテルにはこのような移籍を行う余裕はない」
アウシリオSDが「存在しなかった交渉について話すのはこれっきりにしてほしい」と付け加え、メッシ争奪戦にインテルが含まれることはないことを強調した。
また、アウシリオSDはメッシ以外の補強の噂についても言及。フィオレンティーナのイタリア代表FWフェリコ・キエーザやチェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテに関しても、獲得の可能性を否定している。
「キエーザに関しては何もない。彼のことは称賛しているが、我々の移籍戦略における可能性については現実的でなければならない。ファンに対しても正直でなければならない。カンテもまたインテルにとっては不可能な移籍だ」
インテルは財政的な問題から、メッシら人気銘柄の獲得を実現させるのは難しい状況のようだ。
その他の補強に関して、アウシリオSDはローマのセルビア代表DFアレクサンダル・コラロフについては交渉中であることは認めている。その一方で、クロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチに関してはオファー次第で放出を認める構えのようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)