今季100ゴール達成の「MSN」 スペインの俊英”M”も加わり2年連続三冠へ視界良好

ネイマールの代役を務めたムニルが先制点を決め、エイバルに4-0完勝

 「MSN」が揃い踏みしなくとも、「MS”M”」で決着をつけた。バルセロナは6日、リーガ・エスパニョーラ第28節のエイバル戦に臨み、4-0で完勝した。FWネイマールが出場停止だったものの、代役として出場したFWムニル・エル・ハダディが1ゴール。FWメッシとFWルイス・スアレスもそれぞれ得点をマークした。

 リーガ首位をひた走るバルセロナの原動力と言えば南米出身の3トップ、すなわち「MSNトリオ」だが、ネイマールが前節ラージョ・バジェカーノ戦で累積5枚目の警告を受けてエイバル戦は出場停止となった。その代役を務めたのはムニルだったが、序盤から結果で起用に応える。前半7分、この日キャプテンマークを巻いたメッシがノーステップで最終ライン裏にパスを送るとスアレスが飛び出し、ゴール前にラストパス。これをムニルが難なく詰めて先制点をゲットした。

 続く同41分、エイバルのパスミスを見逃さずボールを奪ったムニルからメッシがボールを受けると、背番号10はドリブルで持ち込みつつ、相手マーカーを細かいステップで幻惑する。そしてペナルティーエリアやや左に入り込んだ瞬間にシュートを放つと、狙い通りゴール右隅へと収まった。

 後半30分には相手のハンドを誘って得たPKをメッシが落ち着いて決めて3-0。とどめは同39分、背番号9の一撃だった。GKクラウディオ・ブラボからの超ロングスローを起点に、MFセルジ・ロベルトのパスを受けたスアレスが股抜きで相手をかわすと、強靭なフィジカルで相手を吹き飛ばしてシュートをゴール右隅へと突き刺した。公式戦で久々に挙げたスアレスの得点は、今季「MSN」が決めた100ゴール目となった。

 

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