「ここ10年で最大の裏切りとなる移籍」 レアル、好敵手アトレティコが狙うカバーニを”強奪”か
移籍金ゼロでベンゼマのパートナーとなるストライカーを確保か
ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニは、2019-20シーズン限りでパリ・サンジェルマン(PSG)との契約が満了し、現在はフリーエージェントとなっている。一時はポルトガルのベンフィカ移籍が確実視されたが、交渉は破談となった。その後、アトレティコ・マドリードが移籍先に浮上していたが、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、レアル・マドリードとの交渉が始まっていると報じた。
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記事によると、ベンフィカとの交渉が不調に終わったカバーニは、プレミアリーグ昇格を決めたリーズ・ユナイテッドとレアルとの交渉を開始したという。そして、すでにレアルと合意に達した可能性もあるようだ。
アトレティコは、冬の移籍市場からカバーニの獲得を最優先に掲げていた。しかし、エンリケ・セレーゾ会長は、PSGと選手の両方と合意を得ることができなかった。今夏の移籍市場ではベンフィカへの移籍に迫ったが、カバーニの要求した年俸をベンフィカが支払えずに交渉はまとまらなかった。
レアルはセルビア代表FWルカ・ヨビッチとドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアスを放出する見込みで、フランス代表FWカリム・ベンゼマのパートナーを組む世界的なストライカーを移籍金ゼロで獲得しにいくようだ。
イタリアではすでに交渉が進んでいると報じられており、スペインメディア「エル・デスマルケ」は、「アトレティコは獲得を狙っていたカバーニを、レアルに奪われるかもしれない。ここ10年で最大の裏切りとなる移籍だ」と、報じている。
ベンゼマと並び立つストライカーの必要性が報じられてきたレアルだが、同じ町のライバルクラブを出し抜き、カバーニを獲得することになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)