「最後まで諦めないで」 澤さん、中国戦負けでなでしこJのリオ五輪絶望にも必死の言葉

必勝期した中国戦で1-2敗戦に動揺隠せず

 4日、リオデジャネイロ五輪アジア最終予選第3戦の中国戦に臨んだなでしこジャパンは1-2と痛恨の敗戦を喫した。予選3試合で勝ち点1と敗退決定的な状況に陥った。テレビ中継の特別ゲストを務めた元日本代表MF澤穂希さんは「最後まであきらめず闘ってほしい」と言葉を絞り出した。

 この日の日本は、前半14分にバックパスの連携ミスから痛恨の先制点を献上。何としても勝利が欲しいチームにとって厳しい立ち上がりとなり、前半1点ビハインドのまま試合を折り返した。

「率直に、できてないことが多いかなと思います」

 ハーフタイムで澤さんは失点シーンについても厳しい表情で語った。

「意思統一ができていませんでした。誰にメッセージを込めてパスを送ったのか。そのほかにもパスの強弱が気になりました。パスの出し手と受け手の問題ですので、コーチング、コミュニケーションは修正しないといけません」

 

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