ミランに君臨するピッチ上のリーダー 恩師ザックが太鼓判を押す本田の際立つ求心力

14試合連続先発! 12戦無敗のミランの中核に

 日本代表時代に指導し、現在はザック氏の古巣でもあるミランで2016年に活躍している本田について、質問を受けている。「ミハイロビッチ監督のチームでリーダーになれるか?」という問いかけに、こう応じている。

「ケイスケは素晴らしい技術に恵まれた偉大なプロフェッショナルだ。日本人の中では珍しく、フィジカル能力が非常に高く、際立った個性の持ち主だね。試合の中で多くのボールタッチを必要とするタイプのプレーヤーだ。ピッチの外ではたくさん喋るタイプではないけれども、ピッチの上では彼なりにリーダーになる方法を持っているんだ」

 ピッチ外でコミュニケーションを頻繁にとるタイプではないが、ピッチ上ではプレーで雄弁に語りリーダーになるタイプの選手だとザック氏は分析している。そして、ミランでも存在感を発揮している男はリーダーの資質の持ち主と強調している。

 本田は公式戦14試合連続出場で12試合無敗中のチームをけん引している。ザックも太鼓判を押すリーダーシップはサン・シーロのピッチ上でも輝きを示している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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