遠藤渓太は「順応に好感触」 ドイツ紙が太鼓判…同僚も称賛「驚くべき勢いで…」

今夏ウニオン・ベルリンに加入した遠藤渓太【写真:Getty Images】
今夏ウニオン・ベルリンに加入した遠藤渓太【写真:Getty Images】

今夏ウニオン・ベルリンに加入した遠藤、適応のための努力にドイツ紙が注目

 日本代表MF遠藤渓太は今夏、横浜F・マリノスからブンデスリーガ1部ウニオン・ベルリンに1年間の期限付き移籍を果たした。移籍前の負傷によってやや出遅れていたが、すでに通常練習に合流しており、現地紙はその順応に太鼓判を押している。

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 2016年に横浜FMでトップデビューした遠藤は19年にはキャリアハイとなる7得点を記録し、J1制覇に大きく貢献。同年には、E-1サッカー選手権で日本代表に初選出され、中国戦でデビューを飾っている。そして、今年7月にウニオン・ベルリンへの期限付き移籍を決断し、海外初挑戦に臨むことになった。

 日本でのラストマッチで軽度の負傷を負い、移籍当初は全体練習に参加できていなかった遠藤だが、ドイツ紙「ビルト」によると現在は通常練習に合流済み。一方で同紙は「ウインガー(遠藤)に焦る必要はない。チームへの順応には好感触を得ている」とも伝えているが、遠藤の順応にポジティブな判断がされている理由の一つが、経験豊富な通訳の存在だ。

 記事によると「遠藤が到着した際、山守淳平を伴っていた。かつてハンブルガーSVで高原直泰の通訳を務め、ヴォルフスブルク、ドルトムント、ニュルンベルクでも仕事をしてきた人物だ。今後も日常生活を含め、遠藤をサポートすると言われている」とのこと。様々な日本人選手の挑戦を支えてきた山守淳平氏がいれば、遠藤にとっての不安要素は一つ減るという見方をされている。

 また、記事ではキャンプ中に同室となったチームメートのDFクリストファー・レンズのコメントも紹介。「ケイタは驚くべき勢いでドイツ語を学ぼうとしているよ。最初の夜からすぐ、iPadで単語を学んでいたんだ」と、適応するための努力を称えていた。

 初の海外挑戦となる遠藤だが、周囲のサポート、自身の意識ともに高いレベルにある様子。シーズン開幕からピッチ上で輝きを放つことも、決して不可能ではないだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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