日本代表MF橋本拳人、露1部ロストフ移籍が正式決定 「『FC東京魂』『青赤魂』をもって…」
FC東京が正式発表、メディカルチェックを経て正式契約へ
FC東京は9日、日本代表MF橋本拳人がロシア1部ロストフに完全移籍することを正式発表した。18日のJ1リーグ第5節浦和レッズ戦を最後にチームを離れ、今後メディカルチェックを経て正式契約になるという。
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26歳の橋本はFC東京の下部組織出身で、2012年にトップチームへ昇格。J2ロアッソ熊本へのレンタル移籍を経て15年にJ1初出場を果たすと、その後はチームに不可欠な戦力としてレギュラーに定着した。昨シーズンはチーム史上最高位となる2位躍進の原動力となり、Jリーグベストイレブンも受賞。日本代表としても7試合でプレーするなど、さらなる飛躍を期すなかで今回の海外移籍となった。
橋本はクラブを通じて、「10歳でFC東京のサッカースクールに参加してから約17年間、 僕の人生のほとんどを『FC東京の橋本拳人』として誇りをもって生きてきました。 そして2018年から石川直宏さんの18番を背負わせてもらい、チームの象徴となる選手を目指していた中で、今回、子どもの時からの夢である海外移籍を決断することにしました」と、移籍に至るまでの経緯を綴り、「プロに入ってから今までを振り返ると辛いこと、悔しかったことなど多くの困難がありましたがすべてを乗り越えられたのは、 自分を支えてくれた家族、チームメイト、スタッフ、そしてファン・サポーターのみなさんの応援のおかげです」と感謝。そして「小平グランドや味スタでみなさんとお会いできないと思うと、とても寂しいですが、 新天地でも自分らしくこれまで培った『FC東京魂』『青赤魂』をもって挑んでいきたいと思います!」と決意を示した。
ロストフはロシア1部で現在5位につけており、来季のUEFAヨーロッパリーグ出場権を争っている。欧州の舞台で、持ち前の攻守にアグレッシブなプレースタイルに磨きをかけられるか、今後の活躍に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)