ナポリ戦で同点弾演出のミラン本田に称賛の嵐 「偉大な犠牲的精神」「最も優れた中盤」

強敵相手の敵地ドローに貢献 及第点とともに高評価並ぶ

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、22日の敵地ナポリ戦で先発フル出場し、終始劣勢の試合展開の中での1-1ドローに大きく貢献した。1点ビハインドの前半44分に左足クロスで同点弾を演出し、後半44分にはあわやという強烈な左足ミドルを放った本田。試合後に選手の採点を公開したイタリアメディアは「サムライの偉大な犠牲的精神」と称賛。守備に貢献する姿勢を高く評価している。

 サッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は本田に及第点の「6点」を与えたが、寸評では称賛の言葉が並んだ。

「この試合の中盤で最も優れた存在だった。常にアバーテを助け、ボールを持てば恐れずに前を向いた。ミドルシュートは(ナポリGK)レイナに脅威を与えた。今、正しい道を歩んでいる」

 首位を争うナポリ戦における中盤でベストプレーヤーだったと評価されている。試合終了間際の後半44分には、右サイドでボールを受けた本田は中央方向にカットイン。ニアサイドへ強烈なミドルシュートを放ったが、ナポリGKホセ・マヌエル・レイナにセーブされた。このプレーで脅威を与えたと、同サイトは称賛している。また、攻撃的なナポリの左サイドに対して右サイドバックのDFイニャツィオ・アバーテを孤立させずに守備に貢献した黒子役としてのプレーも評価された。

 

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