「誇らしく感じた」 浦和監督、コロナ禍で再認識した発信の意義とクラブの“使命”

浦和レッズでも練習を再開し、リーグ戦へと準備を続ける【写真提供:浦和レッズ】
浦和レッズでも練習を再開し、リーグ戦へと準備を続ける【写真提供:浦和レッズ】

無観客試合は「また皆さんに来ていただくためのスタート地点」

「様々な取り組みにチャレンジして発信してくれたことに感謝しているし、少なからず驚きもあった。地域の子供たちへの働きかけなど、浦和レッズの一員として社会に貢献しようという姿勢を誇らしく感じた。クラブが現場を支えようとしてくれたし、地域やサポーターへの発信をどうにかやっていきたいと。そういうものを今回、再確認できた。浦和レッズが地域や社会に関わって貢献する使命を持ったクラブだと、改めて確認できた」

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 7月4日の再開初戦は、無観客試合となる。浦和は2014年に罰則の一環として無観客試合を行った経験があるが、そのスタジアムにいたという大槻監督は「今回は先につながって、また皆さんに来ていただくためのスタート地点」と話す。

 活動再開について「サッカーができる日が来たことに対する喜びがあった。また仕事ができる環境はいろいろな人の努力や行動によってのもの」と話す大槻監督に率いられ、浦和も全体練習を行う日常に少しずつ近づいている。

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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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