CL決勝で起きた衝撃ミスに再脚光 号泣の元リバプール守護神にベイルが掛けた言葉とは?

2年前、CL決勝の試合後に声をかけるレアルFWベイル(右)とリバプールGKカリウス【写真:Getty Images】
2年前、CL決勝の試合後に声をかけるレアルFWベイル(右)とリバプールGKカリウス【写真:Getty Images】

元リバプールGKカリウスが失点招くミスを連発 2ゴール奪ったベイルの激励を回想

 元リバプールのGKロリス・カリウスは今年4月にベジクタシュとのレンタル契約を解除され、新天地を模索している立場にあるが、英メディアは2年前のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝で起きた“悲劇”に再び脚光を当てており、2ゴールを奪われたレアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルから掛けられた言葉を振り返っている。

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 2016年にリバプールに加入したカリウスは正守護神として18年5月26日のCL決勝のレアル戦のピッチに立った。しかし、後半6分に投げたボールを相手FWカリム・ベンゼマに当てる大失態で先制点を献上してしまう。さらに、1-2で迎えた同38分にベイルの無回転シュートを弾き損ねて失点を重ね、敗戦の戦犯としてバッシングの対象にもなった。

 試合からちょうど2年の月日が経ったが、英メディア「talkSPORT」は「ベイルがカリウスに送った言葉」と見出しを打ち、2ゴールを奪ったベイルが掛けた言葉を振り返っている。試合後に号泣するカリウスの元へ歩み寄ったベイルは「頭を上げるんだ」と声を掛けたという。

「間違いは起こる。それが不幸にも決勝戦だっただけだ。僕のシュートは止めるべきものだったとは思うが、(カリウスのパフォーマンスは)見かけほど悪くはなかったと思う」と当時のコメントを振り返っていた。

 そのシーズン終わりにカリウスはベジクタシュへと期限付き移籍したが、安定感を取り戻せずに今年4月に契約を解除されることになった。リバプールとの契約は残っているものの、構想外であると取り沙汰されているため、これから新天地を探す必要性がある。カリウスにとってCL決勝はキャリアの転換期となったのは確かだろう。

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