ユベントスMFラビオが1年で退団か 代理人の母がプレミア3クラブへ売り込みと伊紙報道

PSGからユベントスへ移籍をしたMFアドリアン・ラビオ【写真:Getty Images】
PSGからユベントスへ移籍をしたMFアドリアン・ラビオ【写真:Getty Images】

ユーベの選手たちが報酬減額に応じたことを不服とした母ヴェロニクさんが売り込み開始

 今季イタリア王者ユベントスに加入したフランス代表MFアドリアン・ラビオが、わずか1シーズンで退団する可能性が高まっているという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

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 ラビオは昨季限りでパリ・サンジェルマン(PSG)との契約が満了し、移籍金なしの“ゼロ円移籍”で2023年6月まで契約を結んだ。しかし、それまでPSGで契約延長を拒否した後に試合から遠ざかっていたことや、中盤の層が厚いユベントスという環境から、リーグ戦17試合0得点とレギュラーとは言い切れない出場機会になっていた。

 そうしたなかで迎えた今年、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてリーグ戦などの公式戦が中断。ユベントスはキャプテンのイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニを中心とした選手たちの会議で、クラブとの間での報酬減額交渉に応じていた。

 しかし、これを不服としているのがラビオの代理人を務める母のヴェロニクさんだという。すでにヴェロニクさんはイングランド・プレミアリーグに目を向け、マンチェスター・ユナイテッド、エバートン、ニューカッスルに電話をかけて売り込みをスタートしたとしている。

 ユベントスとしては、700万ユーロ(約8億4000万円)とされる高額年俸のラビオが移籍金を残して去るのであれば、新型コロナウイルスの影響で減収しているなかでのビジネス的には成功になるとも言える。フランスからやってきたラビオは、わずか1年でイタリアを去るのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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