名手イニエスタ、バルサ時代の華麗“ワンツー弾”に再脚光 CL公式の“ベストゴール”選出

バルサ時代のイニエスタ(2011-12シーズン)【写真:Getty Images】
バルサ時代のイニエスタ(2011-12シーズン)【写真:Getty Images】

CL公式が2011-12シーズンのベストゴールを選出 C・ロナウドやフッキの豪快弾も

 世界最高峰の舞台であるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、これまでに数々の名勝負やスーパーゴールが生まれてきた。CL公式SNSは2011-12シーズンの珠玉のゴールを集めて紹介。そのなかにはヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、バルセロナ時代に決めた“ワンツー弾”も含まれている。

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 欧州最強クラブを決めるCLは、世界中から注目されるトップレベルの大会だ。自ずと名勝負も生まれやすく、かつてはマンチェスター・ユナイテッドが決勝の終了間際に大逆転劇を起こしたり、近年ではレアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルが異次元のバイシクルシュートを決めて話題を集めたりもしてきた。

 そんななか、CL公式インスタグラムは11-12シーズンの“ベストゴール”を厳選。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(当時レアル)の縦変化する直接FKや、Jリーグでも活躍した元ブラジル代表FWフッキ(当時ポルト)の弾丸シュート、元スペイン代表MFダビド・シルバ(マンチェスター・シティ)の強烈ミドルなど、様々なゴールをまとめて紹介した。

 そのなかに、今もJリーグの舞台でワールドクラスのプレーを見せ続けているイニエスタの、バルセロナ時代に決めた一撃も含まれていた。敵陣中央付近からアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとのワンツーパスを繰り返してペナルティーエリア内に侵入すると、最後は右足でボールを浮かせてDFを幻惑。フリーの瞬間を作り出し、最後は左足のシュートで冷静にゴールネットを揺らしている。絶妙な連係と寸分の狂いもないテクニックから繰り出された、まさに“ゴラッソ”だった。

 2018年から神戸に移籍し、日本に活躍の場を移しているイニエスタ。現在は新型コロナウイルスの影響によってシーズンが中断しているが、再開の際には改めてその妙技に注目したい。

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