歴史に残る圧巻の一撃! W杯・日本戦、意表を突いた「最も有名なFK」に海外脚光

2018年W杯出場時のコロンビア代表MFキンテーロ【写真:Getty Images】
2018年W杯出場時のコロンビア代表MFキンテーロ【写真:Getty Images】

コロンビア史の名FKキッカーを海外特集、日本戦で決めたMFキンテーロのゴールを称賛

 2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)の日本戦で生まれた一撃は、コロンビアサッカー史において「歴史上最も有名なFK」として刻まれているようだ。米スポーツ専門局「ESPN」コロンビア版が報じた。

「コロンビアで最高のフリーキックコレクター」の特集が組まれ、同国を代表する名FKキッカーを紹介。「イバン・バレンシアーノ、カルロス・レンドン、マウリシオ・モリーナ、フアン・キンテーロなどが、コレクションを専門としている。彼らは、すべての障壁をその精度で克服した」と伝えた。

 ゴールを量産したコロンビアのレジェンドFWイバン・バレンシアーノをはじめ、たびたびセットプレーのキッカーを務めFKで8ゴールをマークした異色のGKレネ・イギータなどが並んだ。

「最近はFKでのゴールが少ないため、一層楽しさを提供している。その証拠に、コロンビアリーグの8節分で181ゴールが生まれ、直接FKからはわずか6ゴールだった。同様に、コロンビア代表でも記録は多くない。2012年以降、FKで決まったのはわずか2ゴールのみ。直近では2018年のロシアW杯の日本戦だ」

 コロンビア代表で生まれた直近のFK弾として、ロシアW杯グループリーグ初戦の日本戦が紹介されている。前半38分、日本のゴール前でFKを獲得。日本の壁が4枚並び、キッカーのMFキンテーロが左足を振り抜いた瞬間、一斉にジャンプしたが、壁の下を通す絶妙な一撃で同点ゴールを奪った。その後、日本に決勝点を奪われて1-2と敗れている。

 記事では「歴史上、最も有名な日本戦のキンテーロのFK」と言及。さらに「彼の最も重要なゴールは、2018年W杯の日本戦だった」と称えている。日本戦の低弾道FK弾は、コロンビア史に残るFKだったようだ。

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