ゴール後の“歓喜”や抗議も禁止 ブンデス“5.9再開”へ、独連邦労働省がコロナ対策提言

ブンデス再開も、ゴール後の“歓喜”や抗議も禁止か(※写真はバイエルンの喜びの様子)【写真:Getty Images】
ブンデス再開も、ゴール後の“歓喜”や抗議も禁止か(※写真はバイエルンの喜びの様子)【写真:Getty Images】

独誌が資料を入手 選手はマスク着用が義務化、試合中の“特別ルール”も…

 5月9日からブンデスリーガの再開を目指しているドイツプロリーグ機構(DFL)に対して、ドイツの連邦労働省がコロナウイルスの感染防止に向けて二つの対策案を提言したようだ。

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 独誌「シュピーゲル」が入手した資料によると、選手だけでなくコーチやメディカルスタッフなどチーム関係者全員の「完全隔離」が一つ目の提言として取り上げられている。家族やメディアなど他人と接触する可能性がない場所で各チーム関係者がシーズン終了まで生活し、それによってウイルスの感染を防止しようという考えのようだ。

 二つ目の提案は、試合の際に選手と審判団にマスクなど口と鼻を覆うための素材の着用を義務付けるというものだ。飛沫感染を防ぐための品質が確保されていて、さらに試合中のスプリントやボールの競り合いの際にも外れないような形状になっていることが求められている。

 そして特別なルールとして、試合中にマスクが外れた場合はレフェリーが即座に試合を中断すること、汗や唾などでマスクが濡れて品質が規定のレベルよりも落ちた場合は15分以内に交換すること、引水タイムなどを設ける場合は選手同士の距離を1.5メートル以上確保することなどが推奨されている。また、ゴール後に味方同士で集まって喜び合うことや、レフェリーの判定を巡って複数の選手たちが一カ所に集中することは禁止となっている。

 フベルト・ハイル連邦労働相は、二つの案について「最初のラフプラン」であるとして、DFLとは今後もウイルス対策について話し合いを続けていくという。ブンデスリーガが予定通りに5月9日から再開となった場合、欧州では最も早いリーグ戦の再開となる。そのため、ブンデスリーガにおいて実施されるウイルス対策が、欧州を含めて世界各国から参考例として大きな注目を集めることになりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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