リーグ随一の守護神争い　中村、キム・スンギュとも1億円超え

　今季の新戦力をそれぞれの市場価格から分析すると、前述した中心選手のバックアッパーとしての意味合いが強そうだ。しかし、昨季J2のV・ファーレン長崎で22得点を記録して評価を上げたFW呉屋大翔（1億800万円／9位タイ）や、ファジアーノ岡山で15得点を挙げたMF仲間隼斗（1億800万円／9位タイ）など、レギュラー陣を脅かすポテンシャルを秘めた選手を多く補強している。

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　GKに至っては日本代表GK中村航輔（1億8000万円／3位）がいるにもかかわらず、蔚山現代から韓国代表GKキム・スンギュ（1億4400万円／4位タイ）を獲得。激しいレギュラー争いの幕開けとなっている。しかし、他の補強とは毛色が違うことを考慮すると、中村が今夏に海外挑戦することが確約されているのかもしれない。

　戦力的にはJ1でも優勝争いに食い込める陣容となっている。ファンとしては、J1昇格年に優勝を果たした2011年シーズンの再現を願っている人も多いことだろう。